ホームページを制作依頼をする時に注意する最低限の13個のことをまとめました。
やってはいけないことを、やってしまっていることも多々あります。
しかも、大きな金額を割いて業者に依頼し制作したホームページで起きていることもあります。

これらを踏まえて、業者を選択すれば最悪の事態に陥るリスクは軽減されると思います。

INDEX

ホームページ制作の設計段階でやってはいけないこと

なんのために作るかはっきりしない

要は目的を決めないで走り始めてしまうということです。

これは最もNGなことです。
なんのために作るホームページなのかがすっぽり抜け落ちていると、存在するだけのホームページになってしまいます。
もちろん、作ろ事自体が目的の場合は問題ありません。

しかし、ホームページから何らかの利益を発生させようとする場合はこれではダメです。

「かっこいいデザインにしたい」
「可愛いデザインがいい」

これらは目的ではなく、目的の上に発生するデザインのテイストやイメージの話なのでまず目的を固めないと何も始まりません。

ホームページにアクセスしたユーザーにどのような行動をしてほしいかを見極めましょう

ターゲットが決まっていない

どんな人に見てもらいたいか、誰に情報を届けるのかということです。
例えば、お年寄り向けデザインのホームページで若者向けの洋服は売らないでしょう?

ターゲットが厳密に決まっていればいるほど効果的なホームページが制作できます。
企業が老若男女に利用してもらいたい気持ちは非常に良くわかります。
しかし、その中でこのサービスはどの年齢の性別のユーザーに利用してほしいのかを詰めていくことが大切です。

誰にでもいいと思われるデザインは、ある意味誰にも刺さらないデザイン担ってしまう可能性があります。

リース契約は絶対しない

ホームページを利用する権利を貸し出すサービスです。
*運営費や管理費などとは異なります。

むかし、このサービスがすごく流行った時期がありました。
初期費用を抑えて、月々の利用費を払うだけでホームページが持てるというメリットは当時魅力的に感じました。
しかし、そもそもホームページはリース契約できないとのことです。

そして、このサービスは利用する権利を借りるだけなので、いつまでたっても自分のものにならないという最悪のデメリットがあります。

この自分のものにならないというものはコンテンツもドメインも買取しないと自分のものになりません。
しかも、リニューアルしたいとなった時に自分でホームページをいじれず、ずっと古いデザインのままといったことになりトラブルになりかねません。

ほとんどメリットががなくデメリット山盛りのこのリース契約、怖いですね。

ホームページ制作の構成段階でやってはいけないこと

サーバー・CMS周りのセキュリティが不十分

セキュリティは重要です。
無料サーバーを使用したり、CMSでセキュリティ対応しないなど上げればきりがないですが、キレイなデザインを制作しても裏側がガタガタなのは多くあります。

すごく多いのは簡易的な自作の更新システムをCGIを制作してもらって長年そのまま更新し続けるホームページです。
現在PHPは7.2以降がサポートされています。
しかし、PHP5を使用しているホームページが多くあります。
サーバーが対応しているから切り替えなければそのまま使用できるのですが、、、
かなり危険です。
気になる方は確認してみてください。
何かあってからでは遅いです。

モバイルフレンドリーでない(Flashを使っている)

モバイルフレンドリーでないホームページはこのご時世ナンセンスです。
Flashという過去の遺産を使用するのも現在考えられません。

これはスマホがこれだけ普及した世の中なのでしょうがないことです。

SEO的にも重要な項目ですし必ず対応する項目です。
レスポンシブ対応。
できなければ、他の何らかの方法でスマホ対応することが望ましいです。

ページ構成がデタラメ

ページの構成は重要です。
会社概要のページが入っているフォルダの中にサービスのコンテンツが有る。
など、フォルダ構成はコンテンツは重要度に繋がります。
ここが不自然だとロジックが壊れてしまい、その時は問題無いですが、
リニューアルしたときや、ページ構成を変えるときなど、かなり困ったことになります。

のちのち困ったことになるような利便性や拡張性を考えられない業者は避けましょう。

ホームページ制作のデザイン段階でやってはいけないこと

著作権の侵害

これは、ホームページ制作に限ったことではありませんが、絶対NGです。
サンプルで使ったり、限定的な使い方をするのであれば問題ないですが、
全世界にパクったものを公開するなんて言語道断です。

あまりないと思いますが過去一回だけありました。
今はウォーターマークも簡単に消せるので、頑張って消した画像を使用して運営しているサイトがりました。
かなり、危ない橋を渡っていますね。

ページ表示に影響するほど要素のサイズが大きい

画像サイズ、ソースコード、CDN等様々ありますが早いは正義です。
適正サイズなら問題ありませんが大きすぎる画像サイズなど最適化されていないものを使用しているのは問題ありまですね。

なんとなくデザインする

上記の目的にも関係しますが、無目的になんとなくデザインしなんとなくいい感じのサイトを作ってしまうことです。
ホームページを作るときは基本ロジカルな思考に基づいて制作いたします。
ここが抜け落ちると外面だけ良く中身空っぽのサイトになりかねません。
お気をつけください。

ホームページ制作の運営・SEOでやってはいけないこと

常時SSL化されていない

SSLについては無料のものあるのでこれは対応しないのは損です。
また、SEOや信頼度にも関わってきますので導入をしてみましょう。

自分で更新できない

更新できないホームページは持っていてもほとんど意味がありません。
名刺代わりという程度にはなるかと思いますが。
SEO的には徐々に低下していくか横ばいかと思います。
更新できないホームページよりちょっと高くても更新可能なホームページを導入しましょう。

無闇にSEO業者に依頼する

SEO業者はリテラシーの高い方なら優良な業者をセレクトできますが、
知識がないとこの選定はかなり難易度が高いです。
無闇に依頼して何も実態はやっていないなど、あったりしますのでご注意ください。

アクセス解析をしない

Google Analyticsという無料の解析ツールがあります。
とりあえず、これを入れましょう。
データを解析するかどうかは置いておいてこのツールを入れてデータを取得することが重要です。
ぜひ使ってみてください。