DMAT
DMAT事務局
厚生労働省 DMAT事務局様の公式サイトリニューアル事例をご紹介します。
DMATは、災害発生直後の急性期から活動できる機動性を持ち、専門的な研修・訓練を受けた災害派遣医療チームです。DMAT事務局では、平常時の研修・訓練、資格更新、関連資料の発信に加え、災害時には被災都道府県との連絡調整、DMAT派遣に関する調整、隊員への情報提供などを担っています。
| クライアント | 厚生労働省 DMAT事務局 |
| 対象 | 公式サイト / 情報発信サイト |
| 制作期間 | 3ヶ月 |
| サイトURL | https://dmat.jihs.go.jp/ |
| 運営 | 設計 / デザイン / CMS導入 / コーディング / 更新運用支援 |
| 担当範囲 | PHP / JavaScript / HTML / CSS(ほか) |
プロジェクト概要
DMAT事務局サイトは、DMATに関する基本情報、制度説明、設立の経緯、活動報告、検討委員会報告、関連法令通知、研究報告書、隊員向け資料など、多岐にわたる情報を掲載する公式サイトです。
また、トップページでは「INFORMATION」として、隊員向け資料の改訂、研修・訓練日程、連絡先変更など、関係者にとって重要な更新情報が継続的に発信されています。
本プロジェクトでは、単に見た目を整えるだけでなく、災害医療に関わる情報を、必要な人が、必要なタイミングで、迷わず探せる状態にすることを重視しました。
目的
- 情報の探しやすさを向上
DMATとは何か、制度説明、活動報告、関連資料、隊員向けページなどを整理し、目的別に辿りやすい構成へ。 - 公的機関としての信頼感を担保
医療・災害対応に関わる公式情報を扱うため、過度な装飾を避け、読みやすさと信頼性を重視。 - 継続的な情報更新に対応
研修日程、資料改訂、活動報告、研究報告書など、継続的に更新される情報を管理しやすいCMS構造に。 - 隊員・関係機関向け情報への導線を明確化
「DMAT隊員のページ」や関連資料への導線を確保し、実務利用を想定した情報設計を実施。
課題
- 掲載情報が多岐にわたり、初見のユーザーが目的の情報へ到達しづらくなりやすい
- 隊員向け資料、制度説明、研究報告書、関連法令など、性質の異なる情報を同一サイト内で整理する必要がある
- 公的機関のサイトとして、デザイン性よりも 正確性・可読性・更新性 が求められる
- 災害医療という重要領域のため、緊急時・平時どちらでも使いやすい情報構造 が必要
コンセプト
「災害医療を支える情報へ、迷わず辿り着ける公式サイト。」
DMAT事務局サイトでは、一般向けの説明だけでなく、DMAT隊員・医療機関・自治体関係者など、複数の立場のユーザーが訪れます。
そのため、デザインの華やかさよりも、情報の信頼性、導線の分かりやすさ、更新しやすさ を優先し、公式サイトとして長期的に運用できる構成を目指しました。
デザイン・実装のポイント
1)目的別に情報へ辿れるナビゲーション設計
「DMATとは」「DMAT事務局について」「DMATについて」「DMAT隊員のページ」「研究報告書」「お問い合わせ」「関連リンク」など、主要情報を整理。
一般閲覧者から関係者まで、それぞれの目的に応じて必要な情報へ進みやすい導線を意識しました。
2)更新情報をトップページで分かりやすく発信
隊員向け資料の改訂、研修・訓練日程、連絡先変更など、重要なお知らせをトップページのINFORMATIONで一覧化。
継続的な更新が前提となるサイトのため、最新情報が埋もれず、関係者がすぐに確認できる構造にしています。
3)公的機関らしい信頼性と可読性を重視
災害医療という重要な情報を扱うため、過度な装飾は避け、読みやすさ・視認性・情報の整理を優先。
専門性の高い情報でも、見出し・セクション・導線を整理することで、必要な内容を確認しやすい画面設計にしています。
4)隊員向け資料・研修情報の更新運用を想定
DMAT事務局では、隊員養成研修、統括DMAT研修、技能維持研修、ロジスティクスチーム隊員養成研修、資格更新手続きなど、平常時にも多くの情報発信があります。
そのため、資料改訂や研修情報の更新に対応しやすいCMS設計を意識しました。
5)災害時・平時の両方で機能する情報構造
災害時・平時のどちらでも、必要な情報へ素早くアクセスできるよう、情報の分類と導線設計を重視しました。
特に、関係者向けの資料やお知らせが埋もれないよう、更新情報と主要導線の見せ方を整理しています。
成果
- 情報整理:DMATの概要、制度、事務局情報、隊員向け資料、研究報告書などを目的別に整理
- 更新性:INFORMATIONや資料改訂情報を継続的に発信できるCMS構造を整備
- 信頼性:公的機関の公式サイトとして、可読性と誠実さを重視したデザインへ
- 導線改善:一般閲覧者・DMAT隊員・医療関係者・自治体関係者が、それぞれ必要な情報へアクセスしやすい構成を構築
使用技術・対応範囲
- CMS導入
- HTML / CSS / JavaScript
- 情報設計
- デザイン
- コーディング
- 公開後の更新・保守対応
制作を振り返って
DMAT事務局サイトは、一般的な企業サイトとは異なり、情報の正確性・探しやすさ・継続運用のしやすさが非常に重要なプロジェクトでした。
災害医療に関する情報は、必要とする人にとって緊急性・重要性が高く、見た目の印象だけでなく「必要な情報へすぐ辿り着けること」が価値になります。
本件では、DMATの役割や制度、事務局の活動、隊員向け資料、研修・報告書などを整理し、公的機関の公式サイトとして長く運用できる構成を重視しました。
医療・行政・研究機関など、情報量が多く、正確な発信が求められるWebサイトでは、デザインだけでなく、情報設計と更新運用の仕組みづくりが成果を左右します。
本プロジェクトは、その重要性を改めて感じる制作となりました。
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